ゴリゴリ村たいざい記Ｚ

タイムカプセルかぁ。
埋めたコトは多々あれど、掘り起こしたコトはあんまりないンだよねぇ。
どこに埋めたのかすら記憶にないもの。

けれど、まんたろう、キミのは大丈夫。
ボクにだけ良く分かる場所。
キミのおウチの裏、死角の場所に埋めておいたンだな。
灯台下暗し。

雨のあまり降らない時期で良かったねぇ。
ビンだとフタのスキマから水が染み込んで、カビたりしそうだもの。

ぬおっ！
アセのしみこんだ「さわやかなふくＮ」って！！！！
もちろん「アセのしみこんだ」は、それだけ情熱を持ってという例えだよ…ね！？

ホントにアセしみこんだまま埋めてたーーー！！！！
ちっとも『さわやか』じゃねーー！！！！

そりゃあ、そんなに「さわやか」でなくしてしまったら、そりゃあ恥ずかしいかろう。
『さわやかなふくＮ』に謝れっ！
『さわやかなふくＮ』に謝れっ！

だからって押し付けンといてーーーー！！！！

そして、コッテコテの展開を打ち消すかのように、サラリとまんたろうが大事なコトを言ったンだな。

ナタリーが引っ越し…。
いやいや、ジメジメしたのは苦手なのさ。
もっとパーーっと…。

ナタリー、キミはなンてドライなンだ。
どうやら、キミは本当に「さわやか」なようなンだな。

シェリーの誕生日会にやって来たンだな。

先に来ていたのはチャス。
「ハードル下げる」って言葉を聞くたびに、「下げて楽になるのは高飛びのバーだよなぁ…」って思うのだけれど、今日のトコロは ありがとう、チャス。

期待値 思いっきり上がっとるやないか！！

あのあの…あのそれ、それ外国のお土産で…小さい方が邪魔にならないと思って…

う、うん、少しでも感動してもらえたなら、それでＯＫ！

あとは、ししょー直伝の一発芸でお楽しみ下さいませ。

一通り芸をやりつくしたので、そろそろ オイトマするンだな。

心残りにも似た違和感を感じながら、帰り夜道を歩いていると、まんたろうが「１００万ベル手に入ったら」なンて聞いて来たンだな。

そりゃあ、エイブルのお店に並んでいた『クイーンのかんむり』をプレゼントに……。

いや、ないわーーー！

やっぱり芸を披露（ひろう）して良かったンだな。

花びら舞い散る夜桜の空。
これぞまさに季節はまさに春！なのです。
おやおや、夜道を散策しているオジサン発見。

えへ。
ほめられちゃった。

バッジもらえたし。
環境整備を続けて良かったなぁ。

ちょっぴり間違えちゃうコトもあるけどネ。

あれ？なにこの看板。
『マユさま 別荘 予定地』……。
なにこれ。こんなのあったっけ。
っていうか、だれ！？

どうやら村長も この件については ふれたくないようです。

わたたっ！しょっぱいっ！！！！
すっ転んだ拍子に、砂と海水が口にジャリコジャリコしてくるよう。
よくまぁこんなトコロに一日寝転がっていられるなぁ。

キミの気持ちが少しわかりかけたトコロだったのに、「こないで」とは何事だよ、ジョニー。
運勢はうつったりしないと思うンだけど！

そんなワケで転びまくりの悪夢再び。
今回はバクさんも悶絶（もんぜつ）するほどなので、シッカリ対処していかないとな。

開運アイテムは『ノースリーブのトップス』
あれ？前回の悪夢の時も確か同じだったような…。

え？開運グッズ！？
いらないいらない。

ボクは例え転んでも、自らの力で起き上が…

いたいなぁ、もう！

エイブルのお店にたどり着いてみると、これまた前回同様、ノースリーブのトップスはなし。
うーん、となると残るは やっぱりあの店かぁ

えっ！マジでっ！！
なにもまた『あおむしのふく』と『てんとうむしのふく』の二択にしなくたって良いじゃないかー！
これこそ悪夢再来。

あのぅ…開運グッズの方を売っていただきたいのですが…。

昨日まで、シベリアが住んでいた場所には、ただ花びらが舞っていた。
本当に行ってしまったンだなぁ。

今日は、シベリアの想い出を、過去の「たいざい記」で振り返ってみるンだな。

【第１１話『冷たい目線の疑惑・大捜査（だいそうさ）』なンだな。】
→落し物でわかったシベリアの意外な趣味って？

【第１５話『雨はさめざめと降る』なンだな。】
→海の魚をとってきて欲しいと頼まれるけれど…。

【第１８話『騒音にご注意』なンだな。】
→ライブハウスの署名をお願いに行くのだけど…。

【第２１話『シベリアとアイーダの海岸物語』なンだな。】
→アイーダとの会話は海だけが知っている。

【第２９話『歩いて→ほって→数えて』なンだな。】
→待て待て！勝手にトンネル掘るとか何考えてンの？

【第３８話『顔出し看板 狂詩曲』なンだな。】
→顔出し看板の候補にキツいダメ出し！？

【第５０話『いいな！を形にするシベリアの誕生日会』なンだな。】
→ゴリゴリ村初の誕生日会はシベリアだったンだな。

【第５２話『どっちの時代だ！？チャスの誕生日会』なンだな。】
→絶対冗談じゃないでしょ。

【第７５話『まるみえ秘境』なンだな。】
→最後は頼れるアニキです。

【第７８話『再戦マジれんぼ希望』なンだな。】
→かくれんぼ、勝ち逃げされたなぁ。

【第８６話『悲しきアフずきんちゃん』なンだな。】
→オオカミだけに、『赤ずきんちゃん』ごっこをしてみましたよ。

【第１４７話『いつまでも絶える事無く友達でいよう』なンだな。】
→ボクらは、友達が出来る瞬間を目撃した。

【第１５２話『それこそウソだと言ってくれ』なンだな。】
→ある意味本当にアッと言わせるウソだったよ。

【第１５４話『ぶじかえる』なのです。】
→友達は離れてもいつかきっと。

【第１５７話『シベリアのやり残した事』なンだな。】
→思いは果たしてとげられたのか？

【第１５８話『たぶんで、あばよ』なンだな。】
→最後は笑って手を振る男なンだな。

優しくて、不器用で情に厚い男、シベリア。
いつかまたどこかで！なンだな。

ああっ！忘れてた！！
商店街にあるモンだからさ、事業って感じしなくって。
占いの館の記念式典。

こういう行事に一番参加しなさそうなハッケミィさんが、駅前に立っているのが新鮮なンだな。

なぁに、グラハム。
何かまだ忘れてるコトあったっけ？

うん。忘れっぽいボクでもそれは知ってたよ。
シベリアの引っ越し。
実はここで待っていれば、みんなとバッタリなンて展開あるかもとか思っていたンだけれど、やっぱりシベリアは来ないだろうなぁ。

行き先は風まかせなのか。
シベリアらしいな。

そんなワケで、意を決してお別れのアイサツに向かうコトにしたンだな。

そんなシベリアは、生活用品まで箱につめてしまってオロオロの最中。
あるある！

おう、忘れンなよ。
オレたちのコト、この村のコト。
「たぶん」でいいから。

きっといつもみたいに大きく手を振ってるンだろうけど、後ろは振り向かないンだな。

もし忘れそうになっても、きっと親切な誰かが思い出させてくれるぜ。
たぶんな。

な、そうだろう、ジョニー。

あれはエイプリルフールのウソかと思ったのに。
旅立ちの決意をしたシベリア。
男が決めたコトだぜい。
今までずっと引き止めて来たけれど、今度はだまって見送るンだな。

なのに、なンだか歯切れが悪いシベリア。
そこまで決めたのに、まだ思い悩むってコトは、よほどのコトに違いなかろう。

あぁ、そっか、『口ぐせ』のコトか。
確かに男一匹気取りのキミが「ハヤリの」だなンて、ちょっとしまらないンだな。

じゃあ「ガッツで」なンてどうかな。
よその村についた時に、ナメられるンじゃあないぜ。

え？シェリーも口ぐせ変えたいの？
うーん、じゃあついでだ。

意外と乙女チックなキミに、ほどほどに女の子っぽい「すこしは」なンてどう？

ええっ！？
フララも変えたいの？
いっぱい口ぐせ考えてるだなンて、どこで知ったンだか。

スグ乗っかって来るキミには「そっこう」だな。

さてはフララ、シベリアとシェリーが新しい口ぐせで会話してるの立ち聞きしたでしょ。

うん、ここは二人をソッとしとこうよ。

シベリアがやり残したコトって、そういうコトだったのか。
少し男らしい口ぐせと、少し女らしい口ぐせ。
ちょっとは役に立てたかな。

バッジのおっちゃん、じゅうたんのおっちゃん、おまけにテントまで。
静けさどころか、まるでお祭りのような勢いなンだな。

おまけに、もらったバッジが すれ違い通信バッジ。
今日のゴリゴリ村は、千客万来。

いらっしゃい、いらっしゃい。タイシくん、いらっしゃい。
モモ？
たーくさんあるよ。
でも、なぜそんなにモモを？

そうかー。
カレーの隠し味にモモなのか。

ちなみに、ゴリゴリ村にある『トキオ・カレー』の隠し味は、リンゴとはちみつなンだな。
たくさん行き交う人に向かってアピールＣＭしちゃいます。

おっと忘れるトコだった。
ローランさん、足の踏み場もないけれど、ささ、こちらへ。

ローランさんの改装で「たたみ」敷きの部屋に。
お座敷にして、もっともっと人を呼べってコトー！？