第42話『トキオが村にやってきた。』

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うぅぅ…。今日もゆきだるま作るの時間かかりまくっちゃうし。
だいたい、ドコ転がしていいやら分かりにくいのが問題なンだよ!そうだよ!
ホント、気が遠くなるンだな。

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『あんぜんヘルメット』かぁ。
そういえば、どうなったンだろう例の件。

〜数時間後〜

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モーニン!モンキー!(ずいぶんサルっぽいヒトだなぁ…。)

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あ、役場のお姉さんカワユス。

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こりゃあ、確かに相当走りにくいね。

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区画整理的には、ココかなっと。

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あー!何だこれ、さすが田舎道。

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そして、朝日に照り返る雪しぶきをあびて。

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はじめまして、ボク、トキオです。
これから 主に、ゴリゴリ村の道路整備を担当します。

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第41話『カマクラのユキダルマンタロウ』なンだな。

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ああぁ…あああぁぁ…。
この時点で もう30分経過。
ゆきだるまを作るのに、まず雪玉が見つからない。
見つけてゴロゴロしても、もう一コを発見すると、前のがどこかに消えてる。

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ムム…。
だよな!!

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なぜかゴリゴリ村にはフンコロガシが異常ハンショク。
雪玉を見張っていると、持ち物一杯になるまで捕れたンだな。

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そうでなくても苦手な雪だるま作り。
やっと…やっとのコトで、ゆきだるまを完成させ、ビンゴカードを手に入れたンだな。
もうビンゴとかどうでもいい…。

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ゆきだるま完成まで約一時間半。
フラフラになりながら歩いていると、キャンプ場に『かまくら』発見。
これだけ雪かき集めるの、どんだけかかったンだろ!

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中をのぞいてみると、さすがに力持ちそうな『まんたろう』がいたンだな。

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はぁーーーー…。もう疲れたよ…。
相手が旅人なのを良い事に、ため息もらしまくりんぐ。

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すると、まんたろうは シチューをふるまってくれたンだな。

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あとは、ひたすら話をきいてくれる まんろう。
気力もすっかり回復したよ。ありがとう!
たのもしいキミは、スーパーユキダルマンタロウを名乗るとイイよ。

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ゴリゴリ村の近くに来る事があったらまた来てね。

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って、え?ゴリゴリ村に来るって!?

マジで?
マージーでー!?
旅人だと思って、おもいっきり恥ずかしい態度とってしまったじゃないかーッ!!!!

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第40話『いずれホンモノであれ』なンだな。

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大雪警報の出たこの日、まだあまり雪が降ったコトのないゴリゴリ村も、予報通り雪がつもったンだな。

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そんな寒さキビしい雪景色の中、キビしい顔で決断した様子のグラハム。
なんでも運命的な出会いをした『いきなめいが』を 手放すコトにしたとか。

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そこまで言うなら買ってあげてもいいけどさ。
…って、ちょ!7056ベルって高くない!?

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くわしく話を聞いてみると、『おえかきセット』も手放すコトにしたとか。

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そっか、今まで目指してた絵の道を あきらめた…とかかな。
そこまでの決心なら、絵もホンモノに違いないか。

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うわーーーーーーーーーーッ!(ゴロゴロ…)
なんだよ、ちくしょーーーー!(ゴロゴロ…)

おかげで、ゆきだるま 何度も何度も失敗しちゃうンだな。

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ほら、やっぱり!
ちゅーーとハンパなの出来ちゃったし!
せっかく作ったのに しかられるし!
全部グラハムのせーいーだーーー!

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けれど、ゆきだるまが最後に言ったヒトコトが 胸にチクリとしたンだな。
そうだね、みんながみんな、全部が全部、カンペキじゃなくていい。

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えと…あのさ……。

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道はひとつじゃないと思うンだ。
色々ためしてみればいいよ。

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第39話『それはきっと恋の味』なンだな。

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春でもないというのに、劇的に花が増え始めたゴリゴリ村。
『ぎんのジョウロ』とな。「一度にたくさん」とな。
そいつぁ ありがたいンだな。

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増加率が一番高い スミレ畑で効果を確かめていると、ナタリーに「ステキ」って言われてしまったンだな。
ひゃーー!

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どどど、どうしたンだー!ナタリー!!
ハートマークでっか!
ハートマークでっか!

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こちらもほぉがポッと赤くなりかけていた時、急に冷静になるナタリー。
そういうの、嫌いじゃないよ!
嫌いじゃないけど…。

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すいません。クリスマスイブに もしかしたら、赤い服を着て軽はずみなコトをしでかすかも知れないンだな。

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立ち話が長引いたせいか、急にふるえだすナタリー。
ナタリーとは ここでお別れして、水やりを続けます。

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やー、今晩は冷えたなぁ。持ち帰りコーヒーでも…。

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あれ?ナタリー。

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ハートマークでっか!
ハートマークでっか!

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グビグビ…ぷはー!
グビグビ…ぷはー!

なるほどね。コーヒーのせいなのか、恋に恋するあのカンジ。

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シェリー、キミもコーヒー飲みにいったら良いと思うンだな。
昔、アラブのえらいお坊さんが、恋を忘れた人に教えてくれた飲み物らしいよ。

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第38話『顔出し看板 狂詩曲』なンだな。

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とうとう、とうとう顔出し看板が設置されたンだな。ニコッ♪
場所は、やっぱココしか!の役場前。

今日は一日、思いつくごとにパパッと描いて、看板のアイディア出しを やっていくンだな。

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まず思いついたのは、『村長なりきり看板』
オーソドックスだけれど、誰もが納得だと思うンだな。
でもなー、うーん。
でもなー、うーん。

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次に思いついたのは『スーパー村長ゴリゴリマン』
宙に浮いてるトコロがアイディアですよ。

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さらに夜になって思いついたのが『メカ村長 内部図解』
ぬおぉぉ!カッコいい!!

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看板を「あーでもないこーでもない」していたら、みんな楽しそうに歌いながら集まってきたンだな。

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そうかそうか、まだ夜はこれからだね。
よし、ガンバって今日中に仕上げちゃおう。
でもなー、今一つどれにしようか決めかねているンだな。

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それはそうと、タツオ…おまえ目の前でヒドいコト言われてるぞ!

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しばし沈黙。
や、気にしてる?

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と、思ったら、本当に看板を楽しみにしてくれていたンだな。

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じゃあ、みんなが写真撮りたくなるような『ウハウハ村長』なンてどうだろう。

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う………。
シベリアのヒトコトが心にささったンだな。
やっぱり、みんなホッコリして思わず写真を撮りたくなるような、そういうのがイイよね!!

そうして やっとのコトで完成。いよいよ記念式典なンだな。

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二人しかいねーし!

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さてさて、こうして完成した顔出し看板。
ゴリゴリ村に来ていただいた時の お楽しみにしてもらいたいので、ココには載せないでおこうと思います。

ぜひ夢見館などでご覧下さいね。
ぜひ夢見館などでご覧下さいね。

夢番地【3400−0191−9285】

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第37話『悪魔に釣られた釣り大会』なンだな。

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みなさんは、「魔が差す」という言葉をご存知でしょうか。
まるで悪魔に取りつかれたかのように、判断を誤ってしまう事。

この日のボクは、すでにこの時から 魔が差していたのかもしれないンだな。

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本日は晴天アッパレ釣り大会。
先月のシバリのきついルールから一転、『何でもあり大会』。
こいつぁ〜気が楽なンだな。

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「さぁ、やるぞ!」と意気込み一投目から、なななな、なンと『リュウグウノツカイ』。
初めて釣ったわー!
初めて釣ったわー!

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それを見ていたのか、バッジおじさんにも ホメられちゃいました。
もうコレ出したら 優勝間違いナシ!な気がするンだけど、こいつは寄贈に持っていかないとなぁ…。

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あのぅ…

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いや!ななな、なンでもないです。
ななな、何も持って来てないンだな。

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とりあえず、大会へは『スズキ』一族を提出。
120センチオーバーまで記録がのびたンだな。

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そうこうするウチ、大会終了5分前。
い、いや…別にきっとこれで…ダイジョウブ…なはず!

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3分前。
ダイジョブ、ダイジョブ…。

ダイジョ……。

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1分前。

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30秒前。

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しゅうりょーーーーーー!

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こっちは心を売り渡したというのに、あとの二人は『ワカサギ』って!

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そういえば、誰一人海に降りてないって!

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フータ、なにも言わずに受け取ってくれよ。
一人居残りしてやっと釣ってきたンだからさ。

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第36話『煮つまった時は体を動かせ』なンだな。

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ジリ……。

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ニジリ、ニジリ…。
ニヤッ!

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へへへ、マジでビックリした?
はぁ〜、スッキリした。
やっと気持ちが決まったよ、ありがとうシェリー。

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いやぁ、ここに立つべきはマスターな気がするけど…。
この日、ゴリゴリ村にも、やっとカフェが出来たンだな。
行く人 来る人の ほんのヒトトキを演出するため、どうしてもと こだわった、駅前カフェなのです。

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タツオ、いつかキミが この村を旅立つ日が来た時、ぜひここで最後の一杯を味わって行ってくれよ。
そうして、コーヒーを飲むたび、ゴリゴリ村のコトを思い出してくれると、うれしい。

…的なカンジなンだな。

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さて、次の計画に移ろう…と思っていたトコロ、メープルがかけてきて、『風力発電』猛プッシュ。
うーん…エネルギー問題、ねぇ。うーーん。

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アイーダくらいのカンジでいてくれると、とても気が楽なンだけども。
確かに大切な問題です。

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フララもマスターも なンにも言わないンだな。

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ちょっと考えが 煮つまって来たトコロ、メープルから「体を動かして遊ぼう」というおさそいが来たンだな。

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キミら…。

そんなに顔出しが好きか!

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しずえちゃん、やっと決まったよ。
もう迷わないから。

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第35話『そうだ、顔出し看板を作ろう』なンだな。

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ココのトコロ、めっぽう寒くなってきたので、今日は赤いダウンを着ておでかけ。
おもむろに、あぶく村にやって来たンだな。

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こんばん…

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ふりむいた キミ、だれ!?

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うにの村から電車が到着しました。

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まぁるい目の ばーさん、だれ!?

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兄と呼ぶ まぁるいキミも、だれ!?

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カエル混声合唱団の みんなで、だれ!?

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というワケで こんばんは、あぶく村のひとみ(代理)です。

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あぶく村ではカブ価が1カブ606ベルの奇跡的な大暴騰をひきおこしていたのです。

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その話を聞きつけ、カブを売りにお邪魔させていただいたンだな。

駅のロッカーを使うのも忘れて、両手にこぼれんばかりのお金をかかえて帰村。
これでカフェの募金も払えるし、おうちのローンも一気出来ちゃいます。
次は何を作ろうかなぁ…。

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あぶく村では、デースケが ひとみ村長が遠くの人になってしまわないか 心配していたンだな。
いやいや、ダイジョウブ。
あの顔出し看板のように、ずっとキミのそばにいるサ。

この時ボクはこう思ったンだな。
そうだ、ゴリゴリ村にも顔出し看板を作ろう。

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