第269話 島にまつわる注意事項。

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あら、アナタは呼び捨てじゃないのね。

元村長のおじぃちゃんの案内から一晩たって、南の島へ渡る船の船頭さんがやって来た。
さすが客商売を心得てる感じ。

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と、思ったのもつかの間。
まぁ、時間も時間なだけに、シャンプーの匂いが強いのは仕方ないけども。
色々問題ざたになりやすい昨今だもの、もうちょっと言葉には気を付けた方がイイかもよ。

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島ではボクトツ・ファミリーのゆるーいお出迎え。
いかにも田舎風なこういう感じを、よく「懐かしい」と言うヒトがいるけれど、本気でそう思ってるのかしら。
こういうコト未体験なワタシにとってこれは、ある種ファンタジー世界です。

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素潜りをしたりだとか。
やっぱりとってもファンタジー。

どうでもいいけど、海に潜ると海水で髪がベタベタ・ゴワゴワするのよねぇ。

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メダルもっともらいたいトコロだけど、時間の流れが止まっているような気がするのがちょっとコワくなって来た。
ギャンブルは三歩手前で手を引く堅実派です。

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ホラ、オジサン、言葉に気を付けなきゃって言ったじゃん。
雰囲気違ってるのは、すっかりシャンプー効果も落ちてゴワゴワになった髪のせいだと思うけども、遊びに夢中で化粧落ちまくってるコだっているんだからさ。

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