第268話 年上のヒト。

0268 1
なんて青空バックが映えるんでしょう。
おウチ、この場所にして良かった。
あぁ、うっとり。

なのに…。

0268 2
何考えてんの、このドア!?
トタンなんて潮風でアッと言う間にボロボロになっちゃうじゃない。

0268 3
四角くしてもダメ!!

0268 4
壁までそろえたってダメっ!!!!

0268 5
やる気あんのか、あぁ〜ん!?

それはそうと、今日はしずえにお願いされてるコトがあったんだった。

0268 6
元村長?だれそれ。
船着き場ってウチのすぐ近くじゃない。

0268 7
船着き…あぁっ!
いつも見切れで写ってるジジ…おじぃちゃん!!

0268 8
色々用事を済ませて行ってみたのは深夜だったけど、ちゃんといた。
それにしても、いきなり呼び捨てだし、約束なんかした覚えないし。

0268 9
ツアーのコトとか全然頭に入ってこない。
ワタシが話しかけなかったら、ずーっとココで立ってたのかしら。
とりあえず、真冬でなくて良かった。

0268 10
そりゃあ、しずえもあんな顔して迫ってくるワケだわ。
上からスポットライト浴びて、さながらホラー映画のように。

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