書いた日【日 - 5月 20, 2007】

ぶんるい〜  
     

【パイレーツ・オブ・ドリビアン〜エンドレス・ワールド】(5)新世界の章





【前回までのあらすじ】
(1)旅立ちの章
(2)大航海の章
(3)島群の章
(4)大飛翔の章

海の底に沈みかけているドリ★村の謎をとこうと大海原へ旅立ったジャックとマユ。
この世界は何者かが見せているマボロシだというコトに気付き、その何者かである『オネーション(仮名)』を探して旅はつづく…




人間大砲になってカッ飛んで行ったジャック。
どうやら無事だったみたい。

ワタシはロープを投げてもらって軽々と向こう岸にわたります。



この船のどこかに『オネーション(仮名)』がいるハズ…。



だいたいこういう時、仕かけ人は一番近くで様子をながめてニヤニヤしてるものなのよ。



特にあやしいトコロがないので、色々やってみるけれど、それでも何もおこらない…。



まてよ!ここすら しかけられたダミーなんじゃないかしら!?



ラム酒も味のないニセモノみたいだし
ウン!これもきっとマボロシなんだわ!



ここでジックリ考えてみます。
いや、ジャックは考えなくていいから!



唯一(ゆいいつ)の手がかりは、海をわたる時に見た地形に何となく見覚えがあったというコト。
う〜んと、う〜んと!
あの地形、あの地図は…。

そうだ!思い出したっっっ!!!!

ジャック、アタイについて来な!!



向かった先は寝室。
ジャックのベッドです。



ベッドをさぐっていると、枕の下から一通の手紙が…。



どうやら、ジャックへあてての手紙のようです。
ちょっと読んでみるね。



育ち盛りのジャックへ

大冒険を夢見るのはとても良い事だけれど、
出来れば世界地図を描くのは・・・
ベッドの上じゃないトコにしてネ
シーツを干す私の身にもなって下さい!!!!

ドリ★村いちごより



きっと今まで見ていたマボロシは、ジャックの「うわ!しまったー!」って気持ちが生み出していたのね。
外に出るとすっかりマボロシは消えていました。



こうして長い長い物語はマクをとじたのでした!
まったく、ジャックってば…
人さわがせなんだから!

パイレーツ・オブ・ドリビアン〜エンドレス・ワールド【完】



…オマケ



修理の終わったジャックの船に、ナイフで名前をきざんでおいてあげましたとさ。

 


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