第37話『悪魔に釣られた釣り大会』なンだな。

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みなさんは、「魔が差す」という言葉をご存知でしょうか。
まるで悪魔に取りつかれたかのように、判断を誤ってしまう事。

この日のボクは、すでにこの時から 魔が差していたのかもしれないンだな。

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本日は晴天アッパレ釣り大会。
先月のシバリのきついルールから一転、『何でもあり大会』。
こいつぁ〜気が楽なンだな。

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「さぁ、やるぞ!」と意気込み一投目から、なななな、なンと『リュウグウノツカイ』。
初めて釣ったわー!
初めて釣ったわー!

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それを見ていたのか、バッジおじさんにも ホメられちゃいました。
もうコレ出したら 優勝間違いナシ!な気がするンだけど、こいつは寄贈に持っていかないとなぁ…。

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あのぅ…

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いや!ななな、なンでもないです。
ななな、何も持って来てないンだな。

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とりあえず、大会へは『スズキ』一族を提出。
120センチオーバーまで記録がのびたンだな。

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そうこうするウチ、大会終了5分前。
い、いや…別にきっとこれで…ダイジョウブ…なはず!

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3分前。
ダイジョブ、ダイジョブ…。

ダイジョ……。

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1分前。

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30秒前。

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しゅうりょーーーーーー!

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こっちは心を売り渡したというのに、あとの二人は『ワカサギ』って!

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そういえば、誰一人海に降りてないって!

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フータ、なにも言わずに受け取ってくれよ。
一人居残りしてやっと釣ってきたンだからさ。

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