第315話『星はボクらをジッと見ている』なのです。

0315 1
わわ!特大の流れ星だぁー。

大量に降り注ぐ流れ星を、いつまでも眺めていられるのは、深夜活動組の特権だなぁ。
明日が良い日になりますように。

ついでに明日の運勢を占ってみようかな。
花火の屋台でもらった『うらないテレフォン』あるしね。

0315 2
ムムム…。
あんまり良くないなぁ。
そんな悩む事もそうそうないと思うけど、悩みゴトを抱えたら、とりあえず誰かに相談せよ、と。

そうして迎えた翌日。
お星さまから届いたプレゼントを開けてみると…。

0315 3
なぁんだ、『ぎょくざ』かぁ。

0315 4
ええええええええええええええ!!!!!!
『ぎょくざ』!?
どうしよ、どうしよ、どうしよ、どうしよ。
そうだ、こういう時は誰かに相談だっけ。

とはいえ、深夜なのでほとんどみんな寝てしまっているハズ。

0315 5
落ち着かない様子でウロウロしていると、ダルマンさんにバッタリ遭遇(そうぐう)。

0315 6
ダルマンさんは、子供の頃の焼きイモの話をしてくれました。

うう…染みるなぁ。
イモが焼けるのを今か今かと火を眺めている様子が、じんわりと目に浮かんできちゃいましたよ。

0315 7
あわてるコトは何もなかったですね。
ボクも明日から、カレーショップ・トキオでカレーを淡々と売って行きます。

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