やっと、やっと とうとう、ついに やっと とうとう、島へ渡る船に乗る時がやって来たンだな。
夜中の出港は、まるで密漁のようで ダイジョウブなのかと心配になってしまいますけれど、船頭さんのエコな歌で 頭の中は地球環境のコトでいっぱいですので、ヘイチャラです。
やっぱりエコですよ。
島で待っていた 船頭さんの奥さんは、ボクにはどことなく 耳なじみのある 話し方なンだな。
けれど、船頭さんには男の友情を感じたので、船上トークについてはナイショなのです。
島では 海に入ったり ツアーに参加したり、めくるめく楽しい時がすぎて行ったンだな。
それはもう 絵にも描けないオモシロさですので、『たいざい記』には記さないのです。
このヤシの実 海に流したら、ゴリゴリ村までたどりつくだろうか…。
ハッ!!!!
ゴリゴリ村のみんなーー!!!!
あわてて帰りの船に飛び乗るンだな。
帰りはミョウにシンミリとする歌をうたう船頭さん。
ウチの前に帰り着くと、グラハムが立っていたンだな。
よかったー!ウラシマ的なカンジになってなくて。
たとえ そうなっていたとしても、忘れないでいておくれよ。ボクも忘れないからさ。