何度もおとずれているので、ハタを見るだけでわかっちゃう。
ト…ン…カ…
トンカツ村
…ではなく、トンガリ村にやって来たンだな。
村長は丁度イトウをつり上げたばかりで、リアクションするまでジッとしているヒトですよ。
空には盛大にオーロラ。
大地にポッコリかまくら。
とても幻想的なフンイキで、何かが起こりそうな予感がプンプンするのです。
ああっ!ルナ、ルナちゃん!!
キミはそう、ルナちゃんだな。
かつての村で、旅立った後のあたり一面のコスモスを覚えてる。
その後、昔のトンガリ村に引越してなかったっけ。
いやぁ、トンガリって名前が懐かしくなったのかい?
などと、センチメンタルな気分にひたっていたのだけれど…
あ、あぁ、そうなのか。
わざわざ来るほどの用事…ね。
キミもカバンをパンパンにふくらませて やって来たンでしょ。
またもトンガリ村のカブ価、高騰(こうとう)ーー!!!!
一体、何度目〜〜!?
毎度毎度、こちらの村にはお世話になっておりますですよ。
まだ一度もカブ価が大きく高騰したコトのない我がゴリゴリ村。
リアクションの大きさにも その差が出てしまっているようで、チョッピリ悔し恥ずかしい。
次こそ、次こそ ドーンと来てくれ、我がゴリゴリ村!!なンだな。