第３６４話『おぼろげハロウィン』なンだな。

あと１０分…ワクワク…。

待ちに待ったハロウィン。
仮装用の衣装もバッチリ。
幸い今日は村長以外のオシゴトがオヤスミだったので、イベント開始時刻に合わせて広場へ大出動してみましたよ。

とはいえ、実はハロウィンがどんなお祭りなのか今一つわかってないンだな。
でも今さらそンなコト言えない。
…といった状態でいきなりスタートです。

あ！そのセリフ聞いたコトあるよ。
どうしてカボチャかぶるのか、どうしてお菓子を配るのか、全くもって良く分からないけれど、なンかそれっぽいね！

…と思ったら、なンだよ、アイーダも良く知らないンじゃないかぁ。

えっ！？アメは上納しなくちゃなの！？
なンだか江戸時代の年貢みたいだなぁ…。
パンプキング悪代官説浮上。

ちなみにボクの生まれた地方では「おせったい」と言って、町中のお社で一斉に配るお菓子をもらって回る行事があるのです。
でも、悪の大王は出て来ないンだな。

アメをもらったり、あげたり。イタズラされたり。
ひと通り盛り上がってきたけれど、一向に姿を現さない悪の大王。

良く分からないながらも、楽しんでるからいっか。

「さぁ、そろそろオシマイにするか」と思い始めた頃…。

やっと登場、パンプキング。
待ちに待った割に、今頃来たのかよ！

悪いけど、本人のいない間にキミ、悪代官ってコトになってるから！！