第３０３話　園芸の手帳。

あのさ、ダルマンくん。
そういう呼び名はさ、裏でコッソリ呼ぶモノなんじゃないの？

初めてつけられたあだ名が、あまりにド・ストレートだったから、ちょっと笑っちゃったけど。
今日はアナタの相手をしているヒマはないんだった。

レイジくんからお花を買い続けて何日たっただろう。
タンスにしまっておくのもそろそろ限界になってきたから、ここらで一斉に植えたいと思います。

今日の『たいざい記：マユ』は、花のメモ帳も兼ねて。

まずは大好きなバラから。
黄色が極端に少ない。

続いてチューリップ。
これはほぼ まんべんなく。

そして、パンジー。
やっぱり黄色が少し少なめ。というか白多し。

コスモスはほぼ均等。

スミレ、黄色偏りすぎ。

ユリは数が多い上に、赤がこんなに。

こうしてみると、レイジくんの気分屋っぷりが証明された感じがする。

そんなレイジくんが、どうやらイベントを企画しているらしい。
大丈夫なのかなぁ…。

ところで、ダルマンくん。
その盆栽の知識とか、レイジくんから仕入れたのまるわかりだから。

レイジくんに入れ込むのは構わないけど、調子にのって「アネゴ」なんて呼び方、吹き込んだりしないでよね。