第292話『わたくし こどもの頃…』なンだな。

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辺りが真っ暗になるまで虫を追いかけてみたり。

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おこづかいでは到底買えないモノをジッとながめてみたり。

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普段は会えないお友達と心行くまで遊んでみたり。

ココ数日、実に夏休みらしい暮らしっぷり。
けれど、今日はこのゴリゴリ村を離れて冒険してみたいと思うンだな。

それは、ボクがずっとずっと昔に住んでいた、小さな島でのお話しなのです。

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毎日目にしていながら、気にしていながら、どうなっているか確かめたコトない場所ってあるよね。

「あの大きな岩に登ってみたい」

ジャスト夏休みの今こそ、その時なンだな。

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鳥居をくぐり、草をかき分け、道なき道を進み、やって来ました岩のテッペン。
それは、この小さな島を ぐるぅり一周見渡せる、とても見晴らしの良い場所だったンだな。

しばらく眺めていると、「あの時あそこで!」とか色々なコトを思い出したりしましたよ。

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岩を通り抜けた向こうには竹林。

岩を奉(まつ)ってあったり、竹林の道があったり。
ボクが村長として作ろうとしている村は、こういう風景が原点なのかも知れないンだな。

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ウッソウとした茂みを抜けると、そこは島の反対側が一望出来る場所でした。

これが、ボクのかつて暮らした島。
ゴリゴリ村よりはちょっと大きいけれど、やっぱり小さな街並みの島。

自分が毎日暮らしている場所を上から見下ろすというのは、また格別なモノがありますね。
『どうぶつの森』次回作があるとしたら、滝の上に登れる山があっても良いかなぁと思いました。

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そうして、またゴリゴリ村に帰って来て。

やぁ、フータ。
たまにはその子供の頃の話、聞かせてくれても良いのに。

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