昨夜は暗くて良く分からなかったけれど、やっぱりシンボルツリー、芽吹いてるンだな。
抜けるような青い空に向かって のびろのびろハッパッパー!!
ホント、すがすがしいくらいの 散歩びよりだねぇ。
散歩がてら、フララのおうちに招かれたりして。
フララのおうちと言えば、『うらないテレフォン』。
門限…ねぇ。
あぁ、もはや準住民のキミか。
占いはキミのことか?
いや、朝に会う約束はしてないから、たとえこんな遅くとも、「グッド モーニング!」なンてイヤミ言われる筋合いはないぞ。
本当の約束はコッチ。
こちらの都合で こんな遅い時間だけど大丈夫かな。
ぜひ新しく出来たお部屋を見て行ってよ。
え?なに?なんで入口から全然入ってこないワケ?
そうか、ナタリー注射とか苦手でしょう。
ここが医務室だって 入った瞬間察知したな。
そんなナタリーを連れて、キャンプファイヤーの完成記念式典へ。
レジャーシートにキャンプファイヤー。
あとはハンモック作ったらゴリゴリ・レジャーの完成ね。
炎とオーロラに照らされたナタリーのドヤ顔。
「ダー」って言う もう意味が分からないあだ名を考えたのもキミだったけど、今度の「おンガ」もなかなか凄いよね。
あー、この瞬間、きっと忘れられないだろうなぁ。
特に大きな出来事があったワケじゃない。
けれど、ホッコリするような。
抜けるような青さの、こんな日が、ずっと続くと良いなぁ。
【翌日】
フララとナタリーから、お手紙で写真が届いたンだな。
あぁ、記念写真がそろって行く。
ボクが秘かに決めているゴリゴリ村のルール。
「みんなの写真がそろったら、全員一斉にゴリゴリ村を卒業」。
キミたちとの残り時間を思いながら、写真をジッと見つめるンだな。