第82話『カッパ巻き少年と島へ』なンだな。

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38、96、131…
スーパー・ジャァーーンプ・アーーップ!!
待って良かった カブ期限間際の金曜日。
超カブ高騰(こうとう)パターン、キターーー!!!!

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あ、あぁ…うん。そっか。
…高騰、したね。

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それでも、ローンを一気に払い終わるくらいはもうかったンだな。

「高騰しました!」ってお知らせするほどでもない。
けれど、間際のカブと頭を抱えている誰かがいるかも知れない。

というコトで、フレンドリストのヒトコト欄にヒッソリお知らせ、コッソリ開門しておいたンだな。

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だれも来な…来てたーー!
やって来たのは、ポカポカ村のひなたさん。
あわれなカブウサギの後ろ姿を ギリギリとらえたンだな。

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夜更かしパーカーズが閉まる午前2時。
駅員さんに聞いてみると、ポカポカ村行きの電車だけが まだ走っていたので、お邪魔してみるコトにしたンだな。

やぁやぁ、こんば…
いきなりジョウロで水かけるンじゃないッ!!

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ひなたさんは まだポカポカ村の村長になったばかりとのコトなので、まだまだこれから…
どこがじゃ!!

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まるでワンパクボウズのような ひなたさんだけれど、南の島に行くとなると話は別。
常夏!ビーチ!水着!!!!

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早くもテンション だだ下がり…。

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緑の髪、ほおにキュウリまで貼り付けて。
そんなカッパとカッパにはさまれて、まさにボクが「気がつきゃカッパまき」なンだな。

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島ではやっぱり絵にも描けないオモシロさが超・炸裂(さくれつ)。

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主に、邪魔し邪魔され、勝つためなら手段を選ばない感じでしたよ。

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その割には たくさんのメダルをゲット出来たりしたンだな。

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だが、気付いてはいないだろう。
…ツアーにばかり参加した、その理由を。
島で釣りを一切しなかったその理由を。

それは、明日が釣り大会なのと関係ないとは言い切れない。
…と、ゴリゴリ村に帰ってきて、一人イトウを釣り上げながら思ったンだな。

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