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【『戦士ヨウコウ国へ帰る』の巻】
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[第4話]〜王様の真実〜
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ヨウコ「ふぅ〜・・・」 
 
王の間にたどりつくや、ツカツカと進み出ては玉座に腰をかけるヨウコウ。 
 
ギンガ「王様!」 
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ギンガ「数々のご無礼、お許しを!」 
ヨウコ「うむ!わかってくれれば」 
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ギンガ「これも、王様を、無事届ける」 
ギンガ「ためには、仕方なかったのです」 
ヨウコ「なんと!」 
 
そう、ヨウコウは本当にシロップ城の王様だったのだ。 
戦士ヨウコウの姿ですら、暗殺を企む者共からヨウコ王を守るための芝居だったのである。
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ヨウコ「伝説の勇者ギンガよ!」 
ヨウコ「ご苦労であったな!」 
ギンガ「もったいのうございます!!!」 
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ヨウコ「せんえつじゃが、そなたに」 
ヨウコ「ほうびをとらす。」 
ヨウコ「外で受け取るが良いぞ」 
ギンガ「いえ、王様!」 
ギンガ「私の宝は、自分の」 
ギンガ「このウデで見つけとうございます。」 
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ヨウコ「あっぱれじゃ!」 
ギンガ「もったいなき、お言葉!」 
 
ギンガは心に何か熱いモノがこみあげているのを感じていた。
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ヨウコ「さらばじゃ!ギンガよ!」 
ギンガ「アランによろしくお伝え下さい。」 
 
ギンガはまた旅立つ。 
王様の親友と、なごやかにすごしている時間すらないのだ。 
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ギンガ「そうそう、忘れていました」 
ギンガ「贈り物でございます。」 
 
ギンガは袋から『おくすり』を取り出した。
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ギンガ「死んだままの ひとみを!」 
 
もはや、これがギンガに出来るセイイッパイだった。
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ヨウコ「生き返るかな!?」 
ギンガ「世界樹じゃないしなぁ」 
 
その言葉を聞いた王様は、火薬を取り出して調合を始めた。
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ヨウコ「むむむ・・失敗・・」 
 
言葉をなくす二人。
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ギンガ「魔女ひとみ、もう少しかかるらしい!」 
  
果てしない旅は続く。 
ここから先は、また 別の お話…。
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『戦士ヨウコウ国へ帰る』の巻[完]
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[オマケ]
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王様が、ギンガに渡そうとしたご褒美(ほうび)とは…。 
 
ギンガ「王様、ご冗談が!!」 
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ヨウコ「ええ話や〜」 
ギンガ「どこがじゃ!!!!」 
 
おあとがよろしいようで…。
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