ゴリゴリ村たいざい記〜【ゴリ黄門・漫遊（まんゆう）記〜『光圀（みつくに）裁（さば）き』編】

書いた日【土 - 12月 2, 2006】

ゴリ黄門・漫遊（まんゆう）記
〜『風雲！すいさい城』編
〜『全国行脚（ぜんこくあんぎゃ）』編
〜『魅惑（みわく）の３５分』編
のつづきなンだな。
まだのヒトはそちらからどうぞ！

暗殺されかけたご老公（ろうこう）ギンガ。
そのコトですべてのナゾはとけたンだな。
おシラスでさばかれるのは…

ご老公　「すいさい城主！」
　　　　「いや！悪代官（あくだいかん）ピキ之進！」
　　　　「証拠（しょうこ）は全てそろった！」
　　　　「おもてへ出ませい！」
ピキ之進「な、なんじゃと！」

ご老公が取り出しましたるは『いげたもようのふく』
すいさい城下町をまわっている間に手に入れた品なのだった。

ご老公は、すいさいの父親にあっていたのだ。
動揺（どうよう）をかくせないすいさい城主。

そして、またもやすいさい城下町町民より手に入れた次なる証拠（しょうこ）は、『ごうかなじゅうたん』など、南蛮渡来（なんばんとらい）のご禁制（きんせい）の品の数々。
密輸（みつゆ）をしていた証拠（しょうこ）なのだ。

そして、ついに今回の事件の最大のナゾがあかされる時が！

ご老公「最後の品は、これじゃ！！！！」

由美ひなこがいのちがけで手に入れた『ちょんまげ』

ご老公　「これが、ホンモノのすいさい殿（どの）」
　　　　「おまえは、すいさいを暗殺し！」
　　　　「まんまとすりかわったのだろう！！」

ピキ之進「おまえらを始末（しまつ）して！！」
ご老公　「スケスケさん、カクカクさん！」

ポカスカ！キィィィン！
はげしいチャンバラがくりひろげられ…

ピキ之進「きさまっ！正体は何者！」
カクカク「このインロウが目に入らぬか！」

♪ジャ〜ン、ジャララージャララー
ピキ之進「それは！！ゴリゴリのごもん！！」

アフロのちりめん問屋は、なんと副将軍（ふくしょうぐん）ゴリ光圀候（みつくにこう）だったのだ。
テレビ（ブログ）をごらんのみなさんは、よぉく知っていますよね。

ピキ之進に死罪（しざい）をもうしつけるゴリ光圀（みつくに）。

そして、役場へとつれていかれるピキ之進。
農民からかけあがったピキ之進は、欲（よく）に目がくらみ道をあやまってしまったのだ。
ピキ之進の父親は、ただひたすらに息子のブジをいのっておった。

ゴリ光圀「よいか！裁（さば）きでは死罪（しざい）だが」
　　　　「この関所から、佐渡の島へ行くが良い。」
　　　　「父親と生涯（しょうがい）を全うするのだぞ。」
由美ひなこ「さすが、ご老公様らしいわ！」

情にあつい光圀（みつくに）裁（さば）き。
ココロも空もはればれと（真夜中だけど）、また旅に出るゴリ光圀（みつくに）一行なのであった…。
由美ひなこの入浴タイムはいつの日か！

ゴリ黄門・漫遊（まんゆう）記【完】