
ねむ…ネムネム…眠い…。
けたたましい目覚ましに起こされて早朝6時。
広場に駆けつけると、そこにはさらに眠そうな顔をしたヒトが立っていたンだな。
今日は待ちに待ったハーベストフェスティバル。
『木曜日』の日中というボクにはキビシイ条件のため、去年は全く参加するコトすら出来なかったので、今年は早朝に参加してしまおうというモクロミなのです。

ほうほう、しずえちゃんの依頼で料理を作りに来ている…と。

で、この村の食材を使いたい…と。
それでみんながある程度用意しとけって言ってたのかぁ。
大丈夫、大丈夫。
ドーンと用意しておいたンだな。

『ビネガー』なンてねぇよ!!
これは…みんなに聞いてみるしかないンだな。

みんな寝てるじゃねぇかよ!!
しまった…。
去年ですらほとんどみんな眠っていたのに、今年はさらに眠っているという…。
同じアヤマチどころか、さらにヒドいアヤマチをおかしてしまったンだな。

ただ一人起きている ちとせも、何一つヒントをくれはしないンだな。
ちとせさぁ、「夢中」って夢の中てって意味じゃ…。
そんなオチいらねぇよ!!

「みなさーん!今日はハーベストフェスティバルですよー!」
AM 7:00【しずえちゃんの放送】(本日二回目)
これではラチがあかないので、しばらくたって出直し。
残り時間約一時間でベストをつくすぜ!なンだな。

おおっ!
やっとケムリが上がっているウチを発見。

なにそのカッコ…。
扉の向こうにいたのは、本格シェフ気取りのカッコをしたポンチョ。
アジの料理を作っているらしいけど、ホントに料理なンて出来るのかー!?
まぁいい。アジくらい いくらでもあるンだな。

アジと交換にサクッと『ビネガー』ゲット。

おまけに料理のアドバイスまでしてもらったンだな。
ホント、料理とか出来るタイプだっけ?

半信半疑のままスタートしたハーベストフェスティバル。
さて、どうなるコトやら。
【その2】へつづく!