第３００話　夢なら、あと少し。

うーん、これはもう少し修業が必用だわ。

本日は、今年最後の花火大会。
既製の浴衣ばかり着て終わったんじゃ、女子の名折れ。
というコトで、初めてProデザインに挑戦してみました。

イラストにもなったバラの浴衣。
スソに行くほど模様が広がってしまうのを何とか調整しないとね。

ま、今日のトコロはこれで。

下駄を取りに帰る途中、ケインくん、このタイミングでタイムカプセル要求。

新調した浴衣着て穴掘りとかシャレにならないけれど、いいのワタシ今日に限っておしとやかで優しいヒトだから。
浴衣効果バツグンでしょ。

中に入っていたのは『ジャンベ』。
大きさ的なツッコミは置いといて、『わだいこ』だったら広場で花火に合わせてドンドコやってもらえたのに。

同封されていた手紙は…あれだ。
会ってもないヒトに「すごした時間」とか、夢すぎるにもホドがある。

どうやら半分眠りながら書いたみたいだから、夢を記録したのかもね。

最後の花火は、しっぽりと線香花火などを楽しみつつ。

とうとうこの時がやって来た。
２０１３年・花火終了のカウントダウン。
あ、そうだ！しずえに青バラ花火上げといてってお願いしといたんだった。

最後の一発をそれで終わらせるなんてイキなコトしてくれるじゃない。

うん、良い花火大会だった！
本当に夢のような。
でも、こうなるとあと少し余韻（よいん）を楽しみたいじゃない。

そこのトコロは抜かりなく。
ケインくんのタイムカプセルをヒントに、夢の中に記録しておいたのでした。
「夢ならさめないでほしい」ってね。