第228話『第三の橋にまつわる物語』なンだな。

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ウム、例のアレを造るつもりだよ。

場所はココではないけれど、延ばし延ばしになっていた あの公共事業を、いよいよ実行するつもりさ。

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ずっと都市計画マークのままだったこの場所。
第三の橋計画をいよいよ実行する時が来たンだな。

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対岸は一面のオレンジパンジー畑。
ならば、さっさと造ってしまえば良いようなモノだけど、この前まであったフララの家が、かすかに橋の場所と干渉していたンだな。

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よし、しずえちゃんOK出た!

場所をズラして造るコトも出来た。
フララには立ち退いてもらって造るコトも考えなかったワケではない。
けれど、ボクもゴリゴリ村のみんなも納得するような橋にしたかったから、ずっと延ばし延ばしにして来たのでした。

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と、ココまで決めていながら、いざ造るとなると どんな橋をかけたらイイか決め切れないンだな。

確かに、サントス始めすっかり新メンバーになってしまったみんなは、まだゴリゴリ村には詳しくないしなぁ…。

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ちなみに、橋がかかっていなかったせいもあり、その向こうは温泉があるだけのゴリゴリ村最後の未開の地なのです。

やっぱ温泉あるし、『和風な橋』かな!

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記憶をたどってみると、シベリアがゴリゴリ村活性化のために『和風な橋』だって言ってた気がするしな。

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よし、決めた。
ゴリゴリ村西地区、和風ランド化計画スタートなンだな。

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アイーダさぁ、今度駅の近くに『和風な橋』がかかるから、待ち合わせはそっちがイイと思うよ。
名前も考えといてくれよ。


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あれ、シベリアさん!お久しぶりです。
こんな時間に…。

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あぁあああ!すすす、すいません。
アイーダさんと、デデデ、デートでしたかっ!!!!

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