第163話『サラリとドライ』なンだな。

0163 1
タイムカプセルかぁ。
埋めたコトは多々あれど、掘り起こしたコトはあんまりないンだよねぇ。
どこに埋めたのかすら記憶にないもの。

0163 2
けれど、まんたろう、キミのは大丈夫。
ボクにだけ良く分かる場所。
キミのおウチの裏、死角の場所に埋めておいたンだな。
灯台下暗し。

0163 3
雨のあまり降らない時期で良かったねぇ。
ビンだとフタのスキマから水が染み込んで、カビたりしそうだもの。

0163 4
ぬおっ!
アセのしみこんだ「さわやかなふくN」って!!!!
もちろん「アセのしみこんだ」は、それだけ情熱を持ってという例えだよ…ね!?

0163 5
ホントにアセしみこんだまま埋めてたーーー!!!!
ちっとも『さわやか』じゃねーー!!!!

0163 6
そりゃあ、そんなに「さわやか」でなくしてしまったら、そりゃあ恥ずかしいかろう。
『さわやかなふくN』に謝れっ!
『さわやかなふくN』に謝れっ!

0163 7
だからって押し付けンといてーーーー!!!!

0163 8
そして、コッテコテの展開を打ち消すかのように、サラリとまんたろうが大事なコトを言ったンだな。

0163 9
ナタリーが引っ越し…。
いやいや、ジメジメしたのは苦手なのさ。
もっとパーーっと…。

0163 10
ナタリー、キミはなンてドライなンだ。
どうやら、キミは本当に「さわやか」なようなンだな。

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