第142話『銀爆、走る』なンだな。

0142 1
おっととと…。
あー、気を付けないと。
思わず足がすべった雨降りの日。

0142 2
こんな日はコーヒーでもいただきながら、ホッコリするに限るンだな。

0142 3
それにしても、この前から良く転ぶなぁ。
こういう時は、「日ごろの行いが悪いからだよ」なンて言うけれど。
なンか悪いコトしたかなぁ…。
転ぶようになったのは…えーと…。

アッ!!!!
署名を握りつぶしたあの日からだっ!

ってコトで、まんたろうの家をたずねてみるンだな。

0142 4
やぁ、まんたろ…!!!!
なになに!?キミのが呪われてるみたいになってンじゃん!!

0142 5
ちなみに『ギンボンバー』というあだ名は、まんたろうが考えてくれたンだな。
『ゴールデンボンバー』の弟分みたいな名前なので、漢字では『銀爆』と書くコトにしますよ。

0142 6
風邪ひいてンじゃんー!
はい、エアおくすり!
…ダメか。

0142 7
これは絶好のおわびチャンス。
あわてて『おくすり』を買いに行くも、こういう時に限って踏み切りしまるしー!
デパート閉まる時間早いってのに。

0142 8
やっとデパートにたどりつ…ギャー!!!!

0142 9
はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。
「こ、これください…。」
もはや ずぶぬれ&泥まみれ。

0142 10
帰りはもっと ひどいコトに、数歩歩くごとにステコンステコン。

0142 11
これ、飲んで…。
もはや、なンのために走っていたかすら 忘れてしまったンだな。

0142 12
そうだな。
風邪が治ったらさ、二人でナベでもつつこうゼ。

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